1980年代に活動していたアングラ演劇の旗手・演劇舎螳螂の主催・演出家:小松杏里氏による、演劇公演のチラシとリーフレットを作成しました。(上演は2006年)「豚とオートバイ」という題名を聞いた瞬間に「デザインに“豚”や“バイク”をあしらうのは止めよう」と心に決めていました。表向きは奇形児を巡る夫婦の亀裂とその裁判、および浮気を描いた作品でしたが、脚本を精読したところ韓国現代史における光州事件の暗喩であることから、このようにデザインしました。
観客に配布されるリーフレットからは(地域の市民劇団にありがちな)俳優の意気込みやコメントをすべて載せず、上演内容についてより理解が深まるよう、時代背景の解説に努め、説明文もライティングしました。